2011年9月2日金曜日

SNSが変えるWeb世界

最近かなり増加したFacebook登録者。

個人がGoogle検索にインデックスされる時代が到来しました。
これは個人情報の面でかなり危険にさらされると予想されるので
検索に引っかからない設定をするのが望ましいかもしれません。

急速に繋がりが広がるWeb上の関係は、今までクローズしていた
携帯メールが使われなくなってきたり、
匿名サービスが信用力を落すといったことになってきている。

コミュニティーの流れはとどまることを知らない部分があるので
既存のサービスがソーシャル化している側面もある。

Googleしかり、楽天しかり。

たしかに、コマースやサービス利用の際には他の人の意見つまり

”レビュー”は参考にする。

ましてや、知り合いが推薦する商品やサービスはなおさらのことだ。

ということで、Eコマースが進化して、FafebookによるFコマース
Fコマースの本質は、socialコマースということです。

ソーシャルグラフを使って、知り合いの推薦する商品・サービスを購入する。

当然履歴などもクラウド上に保存される。

危険な部分は、調子のよいときは情報発信したくなる人間の特性。
人はよいときもあれば、当然悪い時もあります。

誰かが必ず見ている、つながりを探しているという点では
客観的な情報発信がキーポイントとなります。

ソーシャル化が進むことによって、人間の本質をあぶり出す世界が来る気がします。

良い行いをして、リアルな人間関係も良好にすることがソーシャルの波に乗る
コツとなるでしょう。

2011年8月8日月曜日

クーポン共同購入サービスの考察

一時より浸透してきた感がある共同購入サービスについて考える。

サービス内容というより、売上の比較。
どうすれば、上 位の追撃ができるのか?
http://groupon-now.jp/report/report201105

例えば、EC では既に楽天、ヤフーショッピングがある。
これは、グル―ポン、ポンパレに相当する。
3位以降はめまぐるしく入れ替わり、生 き残りを模索する形になるのだろうか?
それとも、構造を激変させるべく付加価値を与えるサービスができるのか?

インターネットは、ブランディングがしやすいと個人的には思うので、
(マーケティングがかなり重要。)資本と営業力とPRがものを言うと思います。

このまま、クーポンサービスはEC領域にはみ出していきながら拡大するのかも見ものだと思いますが
企業にとっては、生き残りや事業継続のために革新的な試みも必要になると思います。

さて、数ヵ月後にはどのように流通が動いているか、考察を続けていきたいと思う。

2011年8月6日土曜日

仕組化の概念

大量生産、大量消費社会、さらには情報化社会に突入してから
システマチックなサービスでないと生き残れなくなってきている。

先日マクドに行ったのですが、オペレーションがとてつもなく早い!
クルーのトレーニングがしっかり行われているという感じがしましたね。
ハンバーガー業界では圧倒的なシェアを誇るので、
資金が潤沢にあるのでシステム化しやすいということもあるだろうけど
そもそも小さい組織でも、情報の整理でシステム化はできると思う。

つまり、オペレーションが複雑な場合は
”因数分解”して単純化する。

そうした結果、1対1のサービス体制が1対n(n≧2)に変化する。
営業マンも、クライアントさんを複数管理できるような体制が作れる。
(アカウント管理とでも呼ばれるもの。)

総じて、インターネットや各種ツール、POSシステムなどで
マーケティングから何から何までシステム化⇒仕組化がしやすくなってきているように思う。

あとは企業やサービスをブランディングして、顧客を最大限に増やすことができれば
事業は成功していくのでしょう。

2011年5月30日月曜日

ネットとリアルの境界線

インターネット革命を起こしたGoogleの本質を考えると、

Googleの目指す世界とは、情報の均等化。
情報独占でおいしい思いをしてきた事業者から政府などを普通に生活している人に対して
オープンにする。そして、フラットな世界を目指しているのではないか。
(今や足が不自由で図書館に行けない人でも本を読め、買い物に行けない人でもショッピングできるインターネット世界、その先には一体なにが・・・)

頑張れば頑張るほど、報われる世界の構築。
そして、それに通じるのがWebの中での都市や街の設計。

Googleが目指す街作りは、もちろん実際の街作りに似ていて
Googleプレイスが表示するリスティングは街に溢れる立て看板そのもののように思える。
自由にビジネスを展開してください、そして、便利な情報を提供してください。
良い商品やサービスを提供している事業者を紹介してください。

これこそまさにGoogleの本質。

そうしたときにどうやって街の中でも駅前の位置でサービス展開できるのか?

リンク格差による勝者がその激戦区から一歩抜きんでる。
そして、リンク格差を生んでいるものはそれぞれの事業者の努力。
そういう意味で、Google上では努力が報われると考えられます。

勝者になるための方法は、もちろんリンクをいただく仕組み作り。
そうするためには、お金を使って人為的に戦略も練ることができるけど
それだけでは、他者がまねたらそれで終わりなので、独自のサービス付加価値を置いて
netユーザが自然に引き込まれていくような方策が必要です。

さて、ネット上で勝ち抜くためには、リアルの商売からも参考になるので
そこからtipsをひきだしていくようにしなければいけませんね。
(たとえばフランチャイズ展開とか、支社の設立とか。モニターを募るとか。)

2011年5月22日日曜日

入札価格の平衡状態

オークションというモデルをとっているビジネスは、
安く競り落とせたり、高価な値段を払ったり、といった落札者が出てきます。

私が楽天市場の店舗さんで、オークション店舗の流通を上げたいと考えていたとき

ふと、
「何で1円オークションが儲かるねん?」とおもったことがあります。
それは、1円スタートで始まるもので、ひょっとしたら5円とかで競り落とされることもあるわけです。
何故儲かるのか?

これは、店舗さんの戦略で
①そもそも価値の高いユーザの既購入者リストを買い取るという意味合いでのオークション
②戦略の一環で1円で落しても送料が700円とかいうもので、送料で損をしないオークション
③大量出品で入札価格は平衡状態になり、適正価格が付くのを読むすご技店長オークション

があるので、利益はとることが出来るようです。

個人的に私が3つのパターンで興味深いのは、③です。
これは、価値のない商品はもちろん値がつきません。大きな枠で考えると
リアルの店舗でも一緒です。evianが1本1,000円だったら誰も買いません。
ところが、1本20円!というスーパーは集客目的のセールを行い、お客さんを集めます。
(例外的に放射能で水の買い占めがあった時のように、値段を上げても買う人が出てくることもあります。)
実のところ、値段はとても曖昧で、これがオークションのミソ。

個々のオークションではかなりの値段幅がでることがありますが
平均値では、ある一定の値段に大体収まります。
これを読むのが店長さんのの醍醐味なのでしょうね。


話変わって、Google AdWordsの入札モデルを考察すると
値段が最近高騰しているように感じるのですが、これも同様の現象が起きていて
今までは穴で儲かる!と言われていたキーワードの価格にいっせいに入札が入り
適正価格になているように思います。

特に利益率の高いサービスです。
金融系など。
Googleの担当者と話していたのですが、法律系も高騰するとのことです。

まぁ、皆で競争して、ある平衡状態を生み出せばそれで落ち着くのであれば
先は見えていて良いですが、ちょっとネット広告のROIもそれなりになるのがコワイところです。

そうなると・・・品質スコアをmaxにしてやろうじゃないですか!

業界の成熟は起こさないよう技術革新を辞めて利益追求に走らないでくださいね、
Googleさんとかfacebookさん

ROI=Return On Investment
Rieki Okane Iretabun なんか繋がるアールオー愛

2011年5月21日土曜日

science of happiness

ザッポス伝説を読んだ雑感とレビュー。

雑感としては、著者トニー・シェイの半生と成功や苦労体験。
そして、個人的な趣味(レイブが好きなようだ。)など述べた後、
ネット靴屋さんのザッポスを成功に導く企業文化の構築について経営者としての視点で描かれておりかなり面白いストーリー本だったように思います。

最初に、トニーは執筆家ではないので普段の話し方を文章に表現したかったという
彼の人物を物語る記述があるのが印象的で、いたるところに「ワオ!」というフレーズをちりばめているのですが、これは彼の哲学のように感じました。

「ワオ!」=感動体験

仕事をするのはなぜ?の問いに
幸せになりたいから。というサイエンスオブハピネスのこを最後の章でふれているのですが
これが一番トニーは読者に伝えたい本質核の部分だと思います。

サイエンスオブハピネス・・・幸福の科学・・・いや、それではないですよ!

さて、
この研究の結果から導き出される結論のひとつが
「人は長続きする幸福感をもたらしてくれるものを見抜くのがとても下手だ」ということ。
たいていの人はその人生を
「●を手に入れることができたら、幸せになる」
「●を達成出来たら、幸せになる」
と考えて過ごすのですが、実際は手に入れた幸せはかなり短期間のうちに色あせていく
との研究成果があるようです。

確かに納得です。
では、どうすれば幸福感を維持できるか・・・?
それは、本を読んでください。
やはり仕事が人生の大きな部分を占めるのであれば大切なことが書いています。

この本は、人生のtipsになる書籍でした。

グループのブランディング

さて、私には大学時代から熱狂的にハマっていたHip Hopグループがいます。
あれから何年?


ずっと第一線で活躍し、日本にも頻繁に来ているBEP
ちなみにjust cant get enoughは東京六本木で撮影されたPV。
すがく煌びやかで、日本もすごく眩い場所があるんだと実感させられられながら
3.11の津波の一週間前に撮影されただけに、日本への哀悼の意を表してくれている
親日家でもあります。

話は逸れましたが、第一線で10年スパンで活躍するアーティストは
支持者が世界中に存在し、このCDが売れない時代に自然に売れる、いや
待ちわびたファンがここぞとばかりに買いに行くという喚起を促します。
日本版を買った私は、やはり非売品の特典のステッカーが付いてきたことで大満足を得たわけですが。

BEPに関しては、昔から音楽性や話題性、実力もさることながら、
マーケティングに力を入れていると感じます。

幅広い年齢層をターゲットに、音楽を使い分け期待以上のmake funをしてmake fanにする。

まさに、そこらへんの企業に勝るブランド力を4人のunitは醸成しています。

BEPを研究すれば、ブランド創造の向上に役立つかもしれませんね。
継続する価値を提供する人やサービスは、誰にも負けないブランドを持ちます。

イチロー、石川遼、香川、B'z・・・ビーズが一番長いですね
そして、TOYOTAやPanasonic
日本もこれからはITで世界に名を馳せる猛者企業がでることを期待です。

2011年5月16日月曜日

Rakuten Kernel

最近、物事の整理や情報整理がとても大切だと言うことが分かってきたので
過去の役立ちそうな資料に目を通しているとRakuten Kanelという社長講和を発見しました。


非売品だけど、実は「成功の法則92ヶ条」という本にもかぶる部分が多くある。
2005年~2007年までの朝会で三木谷社長が話した内容をまとめたもので
当時朝会をまともに聞いていなかった私としては今更ながら目からウロコなエッセンスと
いわゆる企業文化を構築したいと考える社長や管理部の思いが詰まっていました。

あれから5年くらい経過したが、世の変化は早いもので、マイクロソフトの成長が結構取り上げられていたり(今はMSは下降気味でGoogleが超速上昇気流に乗ってる感じか)
述べられていることは

①企業の戦略
②人材の育成
③マインドのコントロール(是非は問えない)

の3本柱といったところでしょうか。
当時、人材の流入が激しい時期で、会社としてのマインドを統一しにくいときだったと思うので
要するに社長は、会社が大きいからと言って、一人ひとりが大きな仕事をすることではなく
仕事は小さな目標をクリアしていってこそ、大きなことを達成できるのだ!うぬぼれるなよ!
ということが言いたかったのではないかと思います。

人材のマーケティングについては深く考えたことはないのですが企業は人材ありき。
会社を大きくするのも人。つぶすのも人。

やはり、人材採用を逆ひきすると
ニーズのある人材=成長意欲+向上心+スキル
は外せないですね。

さてさて、スキルを磨くとしますか。

2011年5月10日火曜日

確率統計と金融とインターネットビジネス

ビジネスというものの本質をとらえるのは至難の業、というより
考えるものは十人十色だと思いますが、サービス価値とお金のことを考えると
金融に行きつくような気がします。

そもそもお金の流れだけを見ると”一般的に付加価値の高いもの”が高い利益率を生み出し
マネーが集まる仕組みで、バブル期の過去の日本もそうだったように
世界から見た付加価値が高い国になっていたので、マネーが流入して一見金持ちという現象が生じた。

しかし、情報やモノやサービスは陳腐化するのが一般的で
付加価値の模倣を他社(他者)がすることで利益を上げることが出来なくなってきた。

ECの例をとると、インターネット(情報)を介して、モノ(サービス)を挟んでマネーが動く。
その間にマージンが発生してうまくマネーが分配される。

それが、モノ=マネーになったビジネスモデルが金融だ。
銀行のATMに時間外手数料を取られるのは、銀行に寄付しているように感じることがあるが
何もしないで利益を生み出す仕組みができている。だから儲かる。
一時の消費者金融、武富士も円ショップとかいう看板を点けた無人店舗があったが
あれこそ徴収の仕組みの最たるもの。そこに暴利があったからこそ破綻したわけだが
やはりマネーが足りない人や企業にとっては付加価値がある必要なサービス。

今はインターネットがあるからそこで商品を流すことができるので、そこれこ金融というものが
理解しやすくなったと思う。
以前、楽天の店舗さんで「うちはモノを売ってるんやない、金融屋や!」と言ってる社長がいた。
正にコワモテの893さんのような方だったが、1商品売れて利益が500円。つまりメシ1食分。
1日に100商品売れるから50,000円の利益やねん。というわけや。
後は売れる確率を上げて利益を増やしていくだけや。

インターネットサービスも同じように、利益が出るrangeであれば広告を媒介して
拡販していくことができる。要はこれが永続的に続くようなブランディングが最終的に
必要になるんや。粗暴なサービスや対応は破滅を招くから丁寧に顧客の信用を増すのがブランド作りには欠かさへんねん。

あれ、関西弁になってもうてる・・・。

ということで、数字を追いかけてデータ化したマーケティングをして適正な利益を出す
ビジネスを展開することを心がけるのがベストとなります。

2011年5月7日土曜日

クラスター分析思考

物事を考える上でカタマリで考えることはとても重要です。
断片的なものを、散らかったものを、似たもので整理する。

これはマーケティングでも応用できます。
すぐに使える例としてキーワードマーケティングでは、

特定地域、例えば東京都府中、多摩地区の法律事務所を経営している弁護士さんだと
どのようなクラスターに分けて情報を整理していけばよいのでしょう?

法律相談と弁護士を核にして

・1「法律相談 地域」「弁護士 地域」
・2「法律相談 特性」「弁護士 特性」
の2種類に大きくわけることができます。

・1の地域は
周辺地域つまり 府中 稲城 多摩 国立 八王子 立川 など
・2の特性は
夜間営業 土日相談可能 24時間予約受付 債務整理無料相談 など

それをキーワードに落しこんでいけば自然と特定地域でニーズのあるマーケティングができます。
弁護士 府中」「弁護士 土日相談」などが好例となるでしょう。


また、仕事を生み出す上で今から攻め込む業種のクラスター戦略もかなり有効だと思います。
例として、私自身も考えていかなければならないインターネット業界を分析しましょう。

インターネットサービスでも
1EC
2マーケ
3システム
と大きな枠で考えて

1は在庫を積めるものと在庫を積まなくてよいもの(いわゆる無形サービスや情報サービスでしょうか)
在庫を積むとリスクが増大して、扱う商材で勝敗が分かれることが多い
在庫を積まないと独自のノウハウと独特のブランディングが出来ていないと長期的に売れない
要約して、【センス】が重要
2はいわゆる、マーケ用の周辺ツールと分析力があれば、顧客に対して適切にアドバイスして
結果を出していければ長期的にビジネスとして成り立つが、顧客の開拓が至難の業
要約して、【営業努力】が重要
3はプログラミングなど、自分でシステムを自由自在に操れる人なら何でも作れちゃう
要約して、【生まれ持った才能】が重要

そう考えると、まずは展開すべきものが見えてきます。
お金があれば、自分のセンスを信じてEC
努力が出来ればマーケ
才能があればシステム

クラスターに分けて分析すれば、様々な領域で応用できるので
都度迷った時は因数分解することが大切ですね。

2011年4月25日月曜日

媒体力のコントロール

企業のマーケティングを担当すると、いわゆるマーケティング(ここでは問合せ結果)に必ず期待を寄せていただく。ありがたいことです、とても必要とされています。

ある意味では過剰に期待をいただき、お金を出すのは嫌ですが、結果を出してくださいよ!
という感じでお電話をいただくことがあります。

楽天市場での仕事のときは、お客さんに対して期待値の分散をすることが多々あったのですが
これは、完全に広告媒体の”力”を自分ではコントロールできないので、実際に広告の効果が低いものが多く、期待されすぎるとガッカリされることが多くあったから営業の手法が予防営業になっていたように思います。

今のWeb広告は、自分で作成して効果測定もワンストップで行っているので
媒体調整をすることで予算管理を容易に行うことができてROIを最大化することが可能です。

それゆえに、顧客からの期待値も高まるのでしょう。
人間心理として、”これが手に入った・・・もっと!”の連鎖です。

そして、媒体の調整とコントロールができるWeb広告だからこそこちらもROIを最大化するための
データ分析と最適化を行うことが大切になります。
つまりはワンストップでサービス提供をするということは、サービス知識とそれを使える技術と専門性をもっていないと結果が出ない。コントロールできたことにならないということです。
さぁさぁ、専門性を追求していこうと思う今日この頃です。

2011年4月22日金曜日

部分最適・全体最適

最適化という言葉の話ではなく、モノゴトの方法論として
経営を最適化する、Webサイトを最適化する、広告を最適化する。

もっと別の視点では、人生を最適化することについて考えたいと思います。


①経営を最適化することについては
短期的に利益を出そうとすると、やはり何かの犠牲を払うことが余儀なくされる。

つまりは、「戦略的」パートで短期的な繁栄はシェアを奪うことや
利益を適正ではない範囲で設定して一時は儲けることが可能だろう。
とくに、”マトモ”ではない会社が”マトモ”ではない仕事をすることを指す。

これは短期的な視点での最適化と言えるかもしれない。
この根底にあるのは、手元の現金を何とかしたいという
正に目の前だけを見て仕事をする経営だ。
これをしている事業者は姑息なジレンマに陥る可能性が高い。
なぜならば、”マトモ”な稼ぎ方ができないからだ。

それであればどうやってブレイクスルーを図り、長期的な利益を出すことが可能になるか?
やはり、トップのビジョンの打ち立てと継続だろうと思う。

常に”マトモ”な思考で真っ当な事業を、適正規模で大きくするしかない。
そこで出てくるのが次


②マーケティングでの最適化だ。
webサイトを持っている企業様は多いが、B2Cのビジネスにおいては
不特定多数の人を相手にサービスや商品を売るわけなので、
もちろんwebを使って営業をするのが効果的である。

マーケでも部分最適と全体最適に分割できて、
一時のトレンドを追いかけて、そのサービスだけを軸にトラフィックを獲得する、というのと
長期的にコアサービスを顧客に浸透させてブランドを醸成する。
という2つに分かれるだろう。

盛り上がっている、儲かる業務ばかりを追っかけていては
周期で変わってしまい、その都度収益が不安定になることが多い。

例えば法律事務所でいうとキーワード「過払い 大阪」などはリスティング広告で高騰している。
しかし、これは一過性のトレンドで、あと2年くらいで凋んでしまう。
そのあとのことを考えて、コアサービスである法律相談に注力して
個人再生 大阪」であったり、弁護士にしかできない刑事事件などを認知させる必要がある。
その為に、webでもバナー広告を継続的に出稿してブランド浸透に努め
人材も強化する。という手順で全体最適を図っていくのがベストかと思われる。
今現在実践中なので、しっかりと実証していきたい。

最後


③人生の最適化については
経験上ですがやはり、短期的な関係や一時の欲や積み上げのないことをすることが部分最適かもしれないと思う。
楽に”いい思い”ができるなら、それはそちらを選ぶだろう。しかしそれは長く続かない。
ほころびが生じて、自身に跳ね返ってくる。

しかし、長期的に”いい思い”をしたいのであれば我慢して積み上げ、思いやりを持って長期的な人間関係を築くことが全体最適に当たると考える。


総括して、生もの(人生や人間関係など)に対する部分最適は行わない方がよく、
概念や生産ラインや経営というモノにおいては、全体最適を行いながら
部分最適を適宜取り入れることが大切だと思う。
しかし最適化という言葉を大学時代からずっと研究している気がする・・・。

2011年4月12日火曜日

Webでのブランディング

テレビで見るCMは、大企業や話題の企業(モバイル市場を賑わすmobageやGREE)
が連想出来て、知名度も大きく上がった。

つまり、企業名と何のサービスをやってるねん?という紐付けができている。
これがブランド構築。

そして、同じ業種でも例えば歯ブラシひとつとってみても
サンスターとライオンでは印象が違うように、俺はこっち派!ということができれば
なおさらブランド戦略は成功したと言えるのではないだろうか?

さて、話を元に戻して、Webでのブランド戦略、ブランド構築とは何ぞ?
というところで、

①最初に挙げるのは、Yahoo!Japanのトップバナー
You Toubeでのマストヘッドなど、いわゆるビッグなディスプレイで
不特定多数に対して訴求していくもの。
これは資本がかなり必要になるので、大企業が使っているのが現状でかつ
中小事業者が単発で使っても無意味だと思います。(お金が余って仕方ないと言う人はジャンジャン使ってもよい)

②次に、Googleディスプレイネットワークでのイメージやディスプレイ画像での訴求。
これは安価でターゲティング設定が出来ることから、中小事業者でも簡単に使えます。
単価で27円~です。
一般のバナーでは考えられない破格だと思う。
しかし、今後高騰していくのだろうな・・・と思います。
かなり有効。

③検索時に表示されるリスティング。
これは常に1位表示をしているのがブランディングだと言う人もいるけど
私はテキスト広告でブランド構築するのは不可能だと考える。
それは文字に特徴があるとかなら別だけど、
法律事務所で例えば、あいうえお法律事務所とかきくけこ法律事務所が並んでいても
全くそこからはイメージが湧かない。
ブランド作りはページに入ってきてから、という前提があります。
最近ではそれを見越して、法律事務所MIRAIO(未来を!)のように
名前をブランドにする事務所もあるので、素晴らしい発想だと思います。
これなら検索時のブランディングが可能です。

総括して、Webのブランディングは規模と目指すもので効果的に広告を使えば”可能”である!と断言できます。ROIも考慮した結果、Webのブランディングが一番と今の段階では言えます。
雑誌や新聞では不可能です。∵体力がいるから

例えば中小で福岡で一番になる!
という会社の事業者はWebの力を思い知るでしょう。

Webでのブランド手法で、
Web+brand = ”Webrand” という言葉が出てくる日も近いかな~。

2011年4月8日金曜日

ディスプレイ広告の未来

被災地のことが連日報道される中でも、インターネットの力を強く感じる
今日この頃です。

被災者の生活支援や、法的な問題を解決するための弁護士からの支援(無料法律相談 府中 東京などの事務所でも行っています)が活発に行われています。

1日でも早い復興と、この悲しみを克服する勇気を皆さまと一緒に作り上げて行動できれば、と思いながら最近は過ごしています。

さて、広告の力、インターネットの力や役割については前回の記事でも触れましたが
今、ネット広告の最先端技術を突き進んでいるGoogleが力を入れている「ディスプレイ広告」について、実際に使用していて感じることを述べていきたいと思います。

ディスプレイ広告というと、ちょっと分かりにくい人もいると思うのですが、
いわゆる、「バナー広告」のことです。

ECサイトでバナー広告の効果測定をしていての実感から
経験上バナーは効果が分かりにくい、という印象があり
リッチメディアで作成できるのは素晴らしいと思っていたのですが
本当にコンバージョンに至るのがキツいのです。

しかし、ネット上のブランディングを地域で行えるGoogleディスプレイネットワークは
閲覧者の目に飛び込んできてから、名前を覚えてもらい
頭に入れてもらう、というテレビ広告のような効果を期待できます。
また、このコンバージョン測定を出来るのが素晴らしい。

ビュースルーコンバージョンといって、30日以内にディスプレイを見た人が
コンバージョンを達成したらトラッキングされて効果測定を行える。
ディスプレイの本質はブランディングだと思うので、この予算はコンバージョンメインにするのではなく広告費の垂れ流しと考えていくのではなく、認知度を高める手法と考えて
CPM(1000クリック当たり費用が発生する)で長い目で使っていこうと考えています。

コンバージョンを求めるのは、検索リスティングで併用すると、効果が抜群のように
考えられるので、ディスプレイ広告のポテンシャルを探っています。

ネットだからこそ、しっかりとターゲティングができれば、ROIを最大化できるはずなので
ディスプレイ広告の未来は果てしないものだと思う。

ネットメディアはテレビと並ぶメディアで、広告主からしたらプル型のメディアだからこそ
押し売り型のテレビ広告のようにはならないだろう。

さりげない表現で、ブランドを醸成させていく。
Googleのtechnologyに期待を寄せたい。

2011年3月30日水曜日

報道と広告

震災に伴い、テレビ番組も、そして報道、広告(公共広告機構による)も大幅に
いわゆる”日常”と離れたものになっている。

普段なら芸能人がグルメなものを食べ歩いたり、自分をネタにして笑ったりしている番組が
被災者を支援するもの、昨日のサッカーではチャリティーマッチ。
そして歌番組も、「上を向いて歩こう」と題された復興支援番組。

報道も、ここ最近は原子炉の問題が大きく番組内容に入っている。
しかし、報道はやはり、規制やフィルターが掛けられている。
福島原発の、いや、原発自体の恐ろしさを実感できる内容の
現場で働いていた平井さんという方の原発に関する記事を発見した。

「原発がどんなものかを知ってほしい」
(タイトルをクリックすると記事が表示されます)

この方は20年間原発に携わり、原発で命を落とした方。
今こそ、報道はこのような意見に耳を傾け積極的に報道するべきなのではないでしょうか?
大学の放射能の権威も、別に現場で被曝したこともなければ
専門家も、「普段の生活には問題ない!大丈夫!」としか言わない。
ネットを介して、生の声などを広げていくしかないと思う。


広告に関しては、”私にできること”を考えさせてくれる内容のCMは
見ていて気持ちを引き締めてくれるものだ。
最近は、自分の今出来ることを考えるようになってきた。

今までの日本は消費を煽ることばかりしてきたので(例えば夜の歓楽街での無駄な消費)
電気が恐ろしいものに頼らないと出来ないのであれば、
そのような歓楽街の規制をかけるとかまずしないといけないでしょう。

広告は人の気持ちを動かすものだと改めて感じる。
だからこそ、生産性のあること、誇りに思うこと、真実を追求することを徹底したいと思う。

2011年3月22日火曜日

リーダーシップ

昨日、WBSで竹中平蔵氏がゲストで来ていて、今現在の地震からの復旧と
これからの日本の方向性の議論を、キャスターの小谷さんと論じていた。

その中でも特に印象的だったのが、国家のリーダーである菅総理大臣の行動を
現場に目を向けるだけではなく、国家のこれからの成長戦略にも目を向けてかじ取りをすることが
最も大切だということだった。

目の前の課題に追われて、大局的な部分をみることが出来なくなっている。
つまり、「子供のサッカー」という言葉で表現されるらしいが、
これは目の前のボールにだけ目がいってしまうことで
戦略的にポジション取りやパス回しが出来ないことで、大きな損失を(サッカーでは大敗する)負うということを意味しているのだろう。

大人の(プロのサッカー)では、監督がパス回しと戦陣(戦略)や選手交代(人事)を指示する。

今この状況は菅総理大臣が、俯瞰して指示を出してほしい。
東北の今後の復興と、日本経済の回復は、やはりトップのリーダーシップはかなり大きい部分が
要素として入ってくるだろう。

しかし、我々が出来ることは、総理大臣を批判することではなく、一体となって前進させていくことだと思う。足を引っ張ったってなにもならないのはだれもが分かっていることだから・・・

会社組織でも、リーダーの存在はおおきいだろうし
家庭でもリーダーとなる存在は必要になる。

組織論について、深く考えるよいキッカケになった。

2011年3月14日月曜日

地震によるインフラ機能の危機

先日(2011年3月11日)の地震で、東北地方が壊滅的なダメージを受けたのですが、
(被災者の方、お亡くなりになった方にはご冥福をお祈りします)
地震や津波に加えて恐ろしいのは、原子力発電所だと思いました。

原発が機能停止することで、原子炉内の内部不調で放射能が漏れだし、近隣の方が被ばくする。
この地域の人はいてもたってもいられない。
さらに、電力の大きな部分を担っているので、3次的に電力供給が鈍り東京などの都市は一気に機能停止する可能性がある。
電力が供給できないと水も止まるようで、またwebのインフラも停止して、情報が入ってこなくなる。本当に無力なものだ。

事実、震源から遠く離れた関東地方でも、インフラのほころびが見える。
電車の待ち行列、毎日流れていたものが停滞してしまっているように思える。

電気は人の気持ちまで変えてしまうもの。
絶やしてはいけないもの、復旧見込みがまだ立たないので後のことを考えた行動が求められると思います。まずは節電!

しかし、自然の力は本当に人間の営みを一瞬にして完全に消失させるものだと実感させられた。

新聞に載っていた記事の
瓦礫の中で、子供たちが楽しそうに水遊びしている思い出の写真がとても悲しく感じた。

2011年3月11日金曜日

検索を数字で科学する search engineering

検索といっても、GoogleやYahoo!の技術で検索が普通のテキストだけではなくイメージや動画、はたまたユーザにカスタマイズされた興味関心型リッチコンテンツを含むものになってきた。

そこで自分は理系出身者なので、これから進化する検索広告を数値で分析し、
ROIを最大化し、さらには広告によるブランディングを考え、
中小規模の企業がブレイクスルーするtipsを与えられる人になりたいと考えています。

中小規模事業者の経営層の一番の悩みは、規模を拡大するためにしなければならないことが
分からない。ということが挙げられる。

確かに資金があれば様々なことができる。しかし、テレビ広告を乱発しても
ブランドは醸成しない。

個々の社員がいろんな場所に露出する機会を作り、広告塔となる。
という戦略もとても有効だと思うが、サービスや商品ありき。

internetの力を活用するのが今のところ一番ROIに優れていると思うので、
いち早く最新技術を取り入れたコンサルタントと組んで戦略共有を図るのがよいと思う。

リスティング広告を見ても、まだ広告設定オプションがうまく使えてないものもあるし
ディスプレイネットワーク広告が有効でない業種の事業者が
意図的でない(意図的にブランディングを図っている会社もある)広告費の垂れ流しをしているであろうところもある。

全ての面で、数値分析も絡めながら工学的要素を提起できるヒトを目指そうと思います。

巷には、コンサルタントという肩書の人間がうようよしています。
ちょっとした客観的な話をするだけでお金を取ろうとしてくるコンサルタントではなく
根(こん)腐(くさ)ったヒトと定義される部類です。(自分もそう思われてもしかるべき)

しかし私は、ネット広告の分析と改善を促し、企業に利益をもたらすパートナーになりたい。
ちなみにSEMのプロとして、そこから拡張したことを提案していきます。(サイト制作やLPOとかですね)

2011年3月10日木曜日

Web運営のモチベーション

webサイトの運営をするうえで、モチベーションというものが非常に大切だと感じる。
誰も見ていないサイトを運営するのは酷そのもの。(サテライトなどの役割があるなら別ですが・・・)

一例として
顧問弁護士のサイトは、制作直後のPVは毎日ほとんどゼロ更新。
コンテンツを増やして、ヒット数を増やすことで徐々にアクセスが獲れ始め
カテゴリ分けをしました。
顧問弁護士 大阪
顧問弁護士 京都
顧問弁護士 兵庫
といった具合に、整理するとユーザ視点が見えてくるもので、問題点の洗い出しなどができて
一応、新規流入でゼロという日は無くなったかな。という程度にまでサイトの価値は向上しました。
あんまり手をかけていないので、これは悪い結果ではないと思います。

さて、本題ですが
サイトの価値を最大化するには、やはり人が手を加えることが一番大切だと思います。
さらには、人が手を加えて見てもらうことで、サイトを改善するモチベーションが上がって
良いスパイラルが生まれる。

世の中には、素晴らしい機能を備えたサイトがかなりの数埋まっています。
これは、人が見ていなくて休眠状態になったもの。
こういうサービスを買い取ってリノベーションしている会社もあるくらいです。

ということで、人もサイトも同じように、人に見られていないと動きが鈍くなるもの。
しっかりと手をかけて育てていくのがよいと思います。

Google AdWordsのテクノロジー刷新

Google AdWordsを使い始めて2年以上が経つが、この間だけでも様々な機能がアップデートされたように思う。

だからこそ、専門知識をつけている人と素人技で広告を運用しているのでは雲泥の差が出てくるのだと思います。

具体的なアップデート項目はあまり分からないのですが、
ディスプレイネットワーク広告というイメージや動画を使って、サービスや商品を効果的にアピールするというものがリリースされています。(かなり以前からあったのかもしれませんが、全然気付かなかった・・・)

いわゆる視覚をふんだんに利用した検索。やはり、広告の本質は文字とイメージ。
さらにリッチコンテンツが出てくるのは容易に予想できます。

さらに、お決まりのキーワード広告上に位置情報の掲載が追加。
これは店舗や事務所を構える事業者や旅館やホテルが、よりジオサービスとしてイメージを喚起させるのに適していると思うので、かなり良いものだと感じます。

さらには、まだ導入されていないようですがECサイトの商品を検索時に並べるという画期的な
リスティング広告技術。

総じて感じるのは、Googleはより感性工学に基づいた広告設計を推し進める方針だと思います。
ジオサービスは場所を知るために→地図
商品サービスはモノを見るために→商品画像

文字検索だけのリスティング広告も、ここまで進化を遂げて、これからはROIがしっかり出せるかがキーになります。
キーワード単価が異常に高騰してGoogleだけ儲かって、広告主は儲からないという現象もあり得ます。

広告テクノロジーの進化!そして試されるGoogle王国ロジックの真価!
ラップ調に整いました

2011年3月7日月曜日

職業観やプロ観のトレンド

昨日、サンデースポーツを見ていて思ったことがあります。

サッカードイツリーグの香川選手と、ボクシングの井岡選手の両選手がゲスト出演していて
この両氏は今21歳。
2人とも、決して自分は若くないという認識を持っていて(まぁ、アスリートだからということにしておきましょう。)この世代の子達は、アスリートとして活躍している人が多いな、と感じた。

EX)ゴルフの石川遼くん
野球の日本ハムの斉藤ゆうちゃん、楽天ま~くん、西武の大石、巨人の沢村、(阪神は・・・?)
サッカーの本田、長友
フィギュアのまおちゃん、村上も入るかな?

注目を浴びるスポーツのアスリートにあこがれ、目指す。

私の学生の頃は、芸能や起業のように、いわゆる個性全盛の時代だった。
個性がないとダサい。みんなと同じはイヤ。そんなトレンドだったと思う。

実際ジャニーズでもキンキやトキオと同世代、ポンッキーズではアムロちゃんやスチャダラパーの
ボーズが出ていて、いわゆるバブルの恩恵を受けて、心を豊かにしなさい!
競争をしながら他を出し抜くのだ!という観念で教育された気がする。
私たち日本人は頑張っていれば何でもできるんだよ~、夢をもちなさい~という、的を絞らない悠々自適な教育だと思われる。

今は、不況も影を落とし、日本の国力も落ちたことで
しっかり勉強している子達は看護師や医者などの確固たる目標をつくり
英才教育を受けている子達はアスリートなどを目指す。
という堅実な歩みをしようと考えたパスを作っていると考えられる。

30歳くらいの世代よりも優秀な人材になっていくんじゃないか?
それに自己中心の考え方をした人間も少ないように思われるのは、アスリートに代表されるスポ根から来るかもしれない。また大学生から色々と価値観をリサーチしようと思う。

2011年3月4日金曜日

営業活動

営業は自分自身を売る、自分の信頼のブランドを買ってもらうこと、というのを最近よく耳にするようになった。

これは営業の本質だと思います。
個人的にはさらに一歩踏み込んで、そこで培われた人間関係が大きな要素になると思います。

もっと大局的にみた、経営の本質はというと
楽天時代にカンファレンスで名刺交換した方からの暑中見舞いにいただいたはがきに書いてありました。(あの時の僕は生意気で世間知らずで申し訳ない態度をとっていましたがよいお言葉ありがとうございます。)

「経営の本質は、お客様の要求を満たし、お客様を作り出すことです。あなたの・・・金太郎」

これは株式会社日本ビジネス・サポートという会社の顧問をされている金太郎さんのお言葉。

とても本質を貫く言葉ですね、まさに。
あくまで商品やサービスはブランドありき。
個人の信頼ありき。

でも、最近信頼とか信用とか、友人関係でも親友とかいう言葉を軽々しく使う人が増えたと
感じるので、ここでのブランドや信頼の本質を常に考えていくことが最重要だと思います。

営業活動をするうえで、まずは自分を売り込む、ブランドに親しんでもらうことを考えようと思う今日この頃。
街に出れば様々な人とすれ違いますが、ちょっと足を止めてもらってお話することで営業力の本質を考えてみよう!

明日は、けなげに勉強してきた高校生が受験です、力いっぱい合格を祈っています。
kittto katu!きっと勝つと!を送ったので大丈夫!

クラウドの便利さとモラル

大々的に騒がれている京都大学のYahoo!知恵袋からのカンニング事件。

クラウドや集合知がついに”ツール”としてだけ利用されるようになってしまったと思わされる事件。

受験時の投稿者である受験生は、”まじめで実直な子”だと(ネット上の記事)報道されているだけに、一方的にこいつは悪人だと言えないけどやはりルールがある世の中、ルールを破るのは
それが認められるステージだけだ。

みんなが同じ条件で戦っているいるのに、バレないからとツールが使えることをうまく利用するのは
やはり魔がさしたというだけでは片づけられない。

大相撲の八百長も同じにおいがする事件です。
土俵というのは神聖な場所。条件が同じだからこそ、そこで強さが認められ、努力した者だけが
勝利の感覚を味わうことができて、皆から賞賛の目で見られる。
とても綺麗な勝負ステージなのだ。

インターネットが出てきてから、他の知恵を即時に出せる。
つまり、大学のレポートも、簡単にネットサーフィンで探して貼り付けることができる。
これは便利だけど、簡単に結果を出せると言うことは、思考停止を招くのではないか?
昔の人は考えて調べた。今は簡単に人や情報の宝庫に頼る。

私のいるインターネット業界も、簡単に結果を出せる代わりに簡単にお金を作ろうとする仕組みができる。さらにその先には簡単にその仕組みが壊れる。
前に投稿した記事のGyaoもYou tubeに簡単にモデルを奪われた。

コンテンツや、人が考えたり善意で作られる集合知はあくまでモラルありきで成り立つ。
商品を盗むのは万引き。情報の無断使用やなり済ましも同様の窃盗にあたる気がする。
(これはあくまでも個人的所感)

情報をうまく使えば賢者。
情報を姑息に使えば贋者。


自分自身の戒めもしなければならない。
こういうinformationが氾濫する世界だからこそモラル教育と実践が大切。

あ、お隣の国中国はモラルがないからこちらとの勝負の土俵はどうなる??

2011年2月21日月曜日

social mediaの役割

最近のトレンド、socialメディア。

今年のアカデミー賞映画で、マーク・ザッカーバーグ氏が取り上げられた
邦題「ソーシャル・ネットワーク」。(そのままやん・・・。)

そもそも、このネット特有のメディアというものは情報の個人レベルでの共有化が可能になったことの表れです。

今回の記事はsocialメディアの解説ではなく、”役割”。
今こうして書かれている記事も、一個人が書いているわけで
昔のように~~通信や、~新聞が情報を一手に集めていたものが崩壊の危機を向かえています。

先日のエジプトの独裁政権からの反乱も、social network facebookをフックにして起こったとのこと。
旧来ならば、独裁政権が情報を制御していた国レベルでも、個人が大きな流れを生み出すことができる表れだったのではないでしょうか?

北朝鮮にしても、ネット人口が増えて、ネットインフラが整備されれば、きっと政権転覆を狙う
市民はでてくるはず。

日本の動きでも、twitterやblogの登場で個人が総理大臣の批評などをすることで
いくらでも国のトップの印象がかわることになっているように思います。
以前は新聞やテレビでしか国会の話や総理大臣の情報など入手できなかったのですから。

といった形で、個人の意見が大きく権力を持つ時代の到来です。
これまではスキャンダルを気にするのは芸能人か政治家くらいでしたが
これからは一市民でも他人からの評価をネット上にさらされる時代です。
本物、人物そのものの真価が問われます。

さて、socialの今後の役割は明白で、つくられた情報操作ではなく
本物の情報がいかに大切か!を目の前に突きつけてくれる役割を期待します。

戦時中の日本のように、敗戦しているのに新聞では勝っているかのようなデマは
取捨選択出来るようになったのですから・・・

2011年2月3日木曜日

大阪人の活躍

最近、テレビでよく見るのは吉本芸人の番組です。
昔は、といっても4,5年前は大阪でしか見なかったケンコバや千原兄弟が異様に民放やNHKにも頻繁に出ています。

吉本クリエイティブエージェンシーがとてつもなく力をつけているというのが
実際的な部分だと思うが、そこまで力をつけて影響力を全国区で与えているのだ。

ここで、大阪人がマーケティングでどのように火を点けたかを反映する事例をひとつ。

商品のPR手法も、芸人と絡めて爆発的な大成功を収めた「スカルプD」はいわゆる薄毛の芸人が
スカルプDを使って見事に髪を復活させるというストーリーを作って、これに悩むユーザを
ネットやテレビを通じて囲い込む。

ついに楽天の全商品の中でトップをとるくらいに、売上とトレンドを作ったのは見事。

トレンディ俳優(言い方古い!)が薄毛に悩むというのは情けない姿だが
芸人はそこをネタに出来る分、一般的な視聴参加者に近い。

大阪発祥のプロダクトもたくさんあり、これは大阪という土地が商人の町という観点で
他の地域よりもユニークかつ浸透しやすいものを作っているということが証明されるのではないか?

今はインターネットの力で大阪と東京の距離、さらには世界の距離が縮まったので
いかにマーケティングできるか?プロダクトを生み出しそれを表現できるかがトレンドを生み出すカギを握ると考えられる。

その点では大阪人はとても優位に立っていると思う。

また、ミヤネ屋でおなじみの宮根さんは、お昼の情報番組を全国規模でやっているので
影響力は大きいでしょう。お昼の番組は視聴率が取りにくいはずなのですが番組が終了することもなく東京にまでミスターサンデーで進出しているのは大阪の人間の影響力が伸びでいている証だろうと考えます。

また政治家や著名人とのコネクションがある、たかじん。
この人抜きには大阪は語れません。

大阪都構想があるようですが、東京のようにるつぼ状態ではないので
団結力と活気を発揮していくと面白いと思います。今の時代だからこそ、発想力の豊富な大阪人が
力を発揮していくときだと思います。あ、オレも大阪人だった!

2011年1月17日月曜日

変化への対応

日本は言葉の壁・携帯電話の文化などガラパゴス化していて、独自の文化を形成していると言われて久しい。
しかし、そのために欧米からの侵略的なビジネスの領域の障壁を作ってきて、自国の畑を荒らされることはなかった。
しかし、一時的によいと思われる攻撃回避は、長期的なビジネス領域のことを考えるとデメリットの方が大きいのではないのか?

というのも、ビジネスには潮流やトレンドがあり、最近はトレンドが移行しやすい。
特に途上国は、まず生活必需品の拡充を目指せばよいので、
食品→衣料品→家電→車→家。という形で万国共通の(いわゆる言語を必要としないものの)供給をしていくだけで売れていくが、それが一通り周ってしまった
成熟社会を迎えた国家は、文化と付加価値を売っていかなくては立ち行かなくなる。
そうなると言語の壁はかなり厄介で、そのために家電でもシステムでも日本は置いていかれているように感じる。

もともと、石炭を採掘していた鉱山は、エネルギー変遷で石油に変わられて閉鎖する運命をたどり
石油を売っていたガソリンスタンドは、クリーンエネルギー(電気)に押されて廃業する運命にある。
自動車メーカーもクリーンエネルギーに変化を迫られている。

サービス業も同じようなサイクルを作るので、特にサービス業こそトレンドの動きが早いために
時代や文化に順応した動きをしていかないとこの先経済が大きく動くことはないだろう。

マーケットをつくることがこれからの日本人にとって必要だと思います。
既存の業界はこうだから、などという考えや風習では通用しないでしょう。
新いものを取り入れ、変化できる人。柔軟な思考。ただただ無駄に消費を煽るのではなく
付加価値を提供できるものこそ今後のマーケットをつくる原動力になると思います。

カメレオンのように色を変化させ、ゴキブリのような素早さをもつ。
ぱっと見ると気持ち悪いように見えるかもしれませんがこれこそが生き残る道。
日本も戦後復興を遂げた時期はカッコもぼろぼろ、とにかく世界の変化に追いつくことを目標においていたはず!
日本人はカッコつけすぎになったので停滞の方向に向かったのだと思います。

変化する業界があるからこそ、その業界を開いていければ面白いかもしれませんね。
インターネットの力はマーケットを拡大できるツールだと思います。
ka system的に見ると、ライフサイクルエンジニアリングやマーケティング理論になる部分です。

変化の早いこの時代、気づけば日本はもうthe die、なんてことにならないようにしていかないと。

2011年1月5日水曜日

2011年の動き

明けましておめでとうございます。いよいよ地デジ化する2011年です。
何でもデジタル、デジタル・・・・、クラウドクラウド・・・マーケティングしやすい世の中になったものです。
そしてここ3年ほど、とても速く感じる次第です。(もはやトシだから?)

2011円の大きな変化の予測を立てていこうと思います。
2月には任天堂3DSが発売され、立体映像モノがいよいよ浸透してくることが予想されます。
まずは文化をつくり伝えるのはデジタルネイティブであり、ゲーム等に敏感な世代からです。

3月は九州博多に新駅ビル「JR博多シティ」ができ、
5月に大阪駅ビルに「JR大阪三越伊勢丹」が開業、大阪はMARUZRN、ジュンク堂に続き
デジタルではない商売を拡大していこうとする挑戦が見られます。
大阪人は外に出て消費をしましょうという地域特性を盛り込んだ戦略だと考えられます。
東京の人に比べ、街へ出て動き回る頻度はやはり大阪は多いように感じます。

猛暑であろう夏を経過した9月23日、ワシントンでIMF世界銀行総会。
さてここで日本が整理ポスト入りしないことを願いします。
IMFの管理下にこのままでは入ってしまう可能性がなかりあります。
金融財務でも今年がひとつのヤマになるでしょう。

そして、年末に東京スカイツリーがオープンで2011年も終わり、という形です。

今年は日本経済の底力が問われる年だと思います。
GDPも中国に抜かれたが世界3位であるのはまだ事実。
人口も自然減で、超少子高齢社会を迎えるとはいえ、
逆に考えたらシニア世代を巻き込むサービス(←特にネットサービスでの拡大はポテンシャルが高いだろう)
を広めていければ、経済も活性化するのではないだろうか?
韓国はITデジタルの普及がいち早く進んだお陰で今、サムソン,LGが出来上がった。
日本もここはアジアの隣国に学んでいくべきだろう。
資源がないからこそ、メーカー依存ではなく知的生産物の現金化、世界流通の仕組みの
造り方が重要になると考える。

さて、2011年はどうなるのでしょう?