2011年9月2日金曜日

SNSが変えるWeb世界

最近かなり増加したFacebook登録者。

個人がGoogle検索にインデックスされる時代が到来しました。
これは個人情報の面でかなり危険にさらされると予想されるので
検索に引っかからない設定をするのが望ましいかもしれません。

急速に繋がりが広がるWeb上の関係は、今までクローズしていた
携帯メールが使われなくなってきたり、
匿名サービスが信用力を落すといったことになってきている。

コミュニティーの流れはとどまることを知らない部分があるので
既存のサービスがソーシャル化している側面もある。

Googleしかり、楽天しかり。

たしかに、コマースやサービス利用の際には他の人の意見つまり

”レビュー”は参考にする。

ましてや、知り合いが推薦する商品やサービスはなおさらのことだ。

ということで、Eコマースが進化して、FafebookによるFコマース
Fコマースの本質は、socialコマースということです。

ソーシャルグラフを使って、知り合いの推薦する商品・サービスを購入する。

当然履歴などもクラウド上に保存される。

危険な部分は、調子のよいときは情報発信したくなる人間の特性。
人はよいときもあれば、当然悪い時もあります。

誰かが必ず見ている、つながりを探しているという点では
客観的な情報発信がキーポイントとなります。

ソーシャル化が進むことによって、人間の本質をあぶり出す世界が来る気がします。

良い行いをして、リアルな人間関係も良好にすることがソーシャルの波に乗る
コツとなるでしょう。

2011年8月8日月曜日

クーポン共同購入サービスの考察

一時より浸透してきた感がある共同購入サービスについて考える。

サービス内容というより、売上の比較。
どうすれば、上 位の追撃ができるのか?
http://groupon-now.jp/report/report201105

例えば、EC では既に楽天、ヤフーショッピングがある。
これは、グル―ポン、ポンパレに相当する。
3位以降はめまぐるしく入れ替わり、生 き残りを模索する形になるのだろうか?
それとも、構造を激変させるべく付加価値を与えるサービスができるのか?

インターネットは、ブランディングがしやすいと個人的には思うので、
(マーケティングがかなり重要。)資本と営業力とPRがものを言うと思います。

このまま、クーポンサービスはEC領域にはみ出していきながら拡大するのかも見ものだと思いますが
企業にとっては、生き残りや事業継続のために革新的な試みも必要になると思います。

さて、数ヵ月後にはどのように流通が動いているか、考察を続けていきたいと思う。

2011年8月6日土曜日

仕組化の概念

大量生産、大量消費社会、さらには情報化社会に突入してから
システマチックなサービスでないと生き残れなくなってきている。

先日マクドに行ったのですが、オペレーションがとてつもなく早い!
クルーのトレーニングがしっかり行われているという感じがしましたね。
ハンバーガー業界では圧倒的なシェアを誇るので、
資金が潤沢にあるのでシステム化しやすいということもあるだろうけど
そもそも小さい組織でも、情報の整理でシステム化はできると思う。

つまり、オペレーションが複雑な場合は
”因数分解”して単純化する。

そうした結果、1対1のサービス体制が1対n(n≧2)に変化する。
営業マンも、クライアントさんを複数管理できるような体制が作れる。
(アカウント管理とでも呼ばれるもの。)

総じて、インターネットや各種ツール、POSシステムなどで
マーケティングから何から何までシステム化⇒仕組化がしやすくなってきているように思う。

あとは企業やサービスをブランディングして、顧客を最大限に増やすことができれば
事業は成功していくのでしょう。

2011年5月30日月曜日

ネットとリアルの境界線

インターネット革命を起こしたGoogleの本質を考えると、

Googleの目指す世界とは、情報の均等化。
情報独占でおいしい思いをしてきた事業者から政府などを普通に生活している人に対して
オープンにする。そして、フラットな世界を目指しているのではないか。
(今や足が不自由で図書館に行けない人でも本を読め、買い物に行けない人でもショッピングできるインターネット世界、その先には一体なにが・・・)

頑張れば頑張るほど、報われる世界の構築。
そして、それに通じるのがWebの中での都市や街の設計。

Googleが目指す街作りは、もちろん実際の街作りに似ていて
Googleプレイスが表示するリスティングは街に溢れる立て看板そのもののように思える。
自由にビジネスを展開してください、そして、便利な情報を提供してください。
良い商品やサービスを提供している事業者を紹介してください。

これこそまさにGoogleの本質。

そうしたときにどうやって街の中でも駅前の位置でサービス展開できるのか?

リンク格差による勝者がその激戦区から一歩抜きんでる。
そして、リンク格差を生んでいるものはそれぞれの事業者の努力。
そういう意味で、Google上では努力が報われると考えられます。

勝者になるための方法は、もちろんリンクをいただく仕組み作り。
そうするためには、お金を使って人為的に戦略も練ることができるけど
それだけでは、他者がまねたらそれで終わりなので、独自のサービス付加価値を置いて
netユーザが自然に引き込まれていくような方策が必要です。

さて、ネット上で勝ち抜くためには、リアルの商売からも参考になるので
そこからtipsをひきだしていくようにしなければいけませんね。
(たとえばフランチャイズ展開とか、支社の設立とか。モニターを募るとか。)

2011年5月22日日曜日

入札価格の平衡状態

オークションというモデルをとっているビジネスは、
安く競り落とせたり、高価な値段を払ったり、といった落札者が出てきます。

私が楽天市場の店舗さんで、オークション店舗の流通を上げたいと考えていたとき

ふと、
「何で1円オークションが儲かるねん?」とおもったことがあります。
それは、1円スタートで始まるもので、ひょっとしたら5円とかで競り落とされることもあるわけです。
何故儲かるのか?

これは、店舗さんの戦略で
①そもそも価値の高いユーザの既購入者リストを買い取るという意味合いでのオークション
②戦略の一環で1円で落しても送料が700円とかいうもので、送料で損をしないオークション
③大量出品で入札価格は平衡状態になり、適正価格が付くのを読むすご技店長オークション

があるので、利益はとることが出来るようです。

個人的に私が3つのパターンで興味深いのは、③です。
これは、価値のない商品はもちろん値がつきません。大きな枠で考えると
リアルの店舗でも一緒です。evianが1本1,000円だったら誰も買いません。
ところが、1本20円!というスーパーは集客目的のセールを行い、お客さんを集めます。
(例外的に放射能で水の買い占めがあった時のように、値段を上げても買う人が出てくることもあります。)
実のところ、値段はとても曖昧で、これがオークションのミソ。

個々のオークションではかなりの値段幅がでることがありますが
平均値では、ある一定の値段に大体収まります。
これを読むのが店長さんのの醍醐味なのでしょうね。


話変わって、Google AdWordsの入札モデルを考察すると
値段が最近高騰しているように感じるのですが、これも同様の現象が起きていて
今までは穴で儲かる!と言われていたキーワードの価格にいっせいに入札が入り
適正価格になているように思います。

特に利益率の高いサービスです。
金融系など。
Googleの担当者と話していたのですが、法律系も高騰するとのことです。

まぁ、皆で競争して、ある平衡状態を生み出せばそれで落ち着くのであれば
先は見えていて良いですが、ちょっとネット広告のROIもそれなりになるのがコワイところです。

そうなると・・・品質スコアをmaxにしてやろうじゃないですか!

業界の成熟は起こさないよう技術革新を辞めて利益追求に走らないでくださいね、
Googleさんとかfacebookさん

ROI=Return On Investment
Rieki Okane Iretabun なんか繋がるアールオー愛

2011年5月21日土曜日

science of happiness

ザッポス伝説を読んだ雑感とレビュー。

雑感としては、著者トニー・シェイの半生と成功や苦労体験。
そして、個人的な趣味(レイブが好きなようだ。)など述べた後、
ネット靴屋さんのザッポスを成功に導く企業文化の構築について経営者としての視点で描かれておりかなり面白いストーリー本だったように思います。

最初に、トニーは執筆家ではないので普段の話し方を文章に表現したかったという
彼の人物を物語る記述があるのが印象的で、いたるところに「ワオ!」というフレーズをちりばめているのですが、これは彼の哲学のように感じました。

「ワオ!」=感動体験

仕事をするのはなぜ?の問いに
幸せになりたいから。というサイエンスオブハピネスのこを最後の章でふれているのですが
これが一番トニーは読者に伝えたい本質核の部分だと思います。

サイエンスオブハピネス・・・幸福の科学・・・いや、それではないですよ!

さて、
この研究の結果から導き出される結論のひとつが
「人は長続きする幸福感をもたらしてくれるものを見抜くのがとても下手だ」ということ。
たいていの人はその人生を
「●を手に入れることができたら、幸せになる」
「●を達成出来たら、幸せになる」
と考えて過ごすのですが、実際は手に入れた幸せはかなり短期間のうちに色あせていく
との研究成果があるようです。

確かに納得です。
では、どうすれば幸福感を維持できるか・・・?
それは、本を読んでください。
やはり仕事が人生の大きな部分を占めるのであれば大切なことが書いています。

この本は、人生のtipsになる書籍でした。

グループのブランディング

さて、私には大学時代から熱狂的にハマっていたHip Hopグループがいます。
あれから何年?


ずっと第一線で活躍し、日本にも頻繁に来ているBEP
ちなみにjust cant get enoughは東京六本木で撮影されたPV。
すがく煌びやかで、日本もすごく眩い場所があるんだと実感させられられながら
3.11の津波の一週間前に撮影されただけに、日本への哀悼の意を表してくれている
親日家でもあります。

話は逸れましたが、第一線で10年スパンで活躍するアーティストは
支持者が世界中に存在し、このCDが売れない時代に自然に売れる、いや
待ちわびたファンがここぞとばかりに買いに行くという喚起を促します。
日本版を買った私は、やはり非売品の特典のステッカーが付いてきたことで大満足を得たわけですが。

BEPに関しては、昔から音楽性や話題性、実力もさることながら、
マーケティングに力を入れていると感じます。

幅広い年齢層をターゲットに、音楽を使い分け期待以上のmake funをしてmake fanにする。

まさに、そこらへんの企業に勝るブランド力を4人のunitは醸成しています。

BEPを研究すれば、ブランド創造の向上に役立つかもしれませんね。
継続する価値を提供する人やサービスは、誰にも負けないブランドを持ちます。

イチロー、石川遼、香川、B'z・・・ビーズが一番長いですね
そして、TOYOTAやPanasonic
日本もこれからはITで世界に名を馳せる猛者企業がでることを期待です。