2011年5月21日土曜日

science of happiness

ザッポス伝説を読んだ雑感とレビュー。

雑感としては、著者トニー・シェイの半生と成功や苦労体験。
そして、個人的な趣味(レイブが好きなようだ。)など述べた後、
ネット靴屋さんのザッポスを成功に導く企業文化の構築について経営者としての視点で描かれておりかなり面白いストーリー本だったように思います。

最初に、トニーは執筆家ではないので普段の話し方を文章に表現したかったという
彼の人物を物語る記述があるのが印象的で、いたるところに「ワオ!」というフレーズをちりばめているのですが、これは彼の哲学のように感じました。

「ワオ!」=感動体験

仕事をするのはなぜ?の問いに
幸せになりたいから。というサイエンスオブハピネスのこを最後の章でふれているのですが
これが一番トニーは読者に伝えたい本質核の部分だと思います。

サイエンスオブハピネス・・・幸福の科学・・・いや、それではないですよ!

さて、
この研究の結果から導き出される結論のひとつが
「人は長続きする幸福感をもたらしてくれるものを見抜くのがとても下手だ」ということ。
たいていの人はその人生を
「●を手に入れることができたら、幸せになる」
「●を達成出来たら、幸せになる」
と考えて過ごすのですが、実際は手に入れた幸せはかなり短期間のうちに色あせていく
との研究成果があるようです。

確かに納得です。
では、どうすれば幸福感を維持できるか・・・?
それは、本を読んでください。
やはり仕事が人生の大きな部分を占めるのであれば大切なことが書いています。

この本は、人生のtipsになる書籍でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿