2011年5月22日日曜日

入札価格の平衡状態

オークションというモデルをとっているビジネスは、
安く競り落とせたり、高価な値段を払ったり、といった落札者が出てきます。

私が楽天市場の店舗さんで、オークション店舗の流通を上げたいと考えていたとき

ふと、
「何で1円オークションが儲かるねん?」とおもったことがあります。
それは、1円スタートで始まるもので、ひょっとしたら5円とかで競り落とされることもあるわけです。
何故儲かるのか?

これは、店舗さんの戦略で
①そもそも価値の高いユーザの既購入者リストを買い取るという意味合いでのオークション
②戦略の一環で1円で落しても送料が700円とかいうもので、送料で損をしないオークション
③大量出品で入札価格は平衡状態になり、適正価格が付くのを読むすご技店長オークション

があるので、利益はとることが出来るようです。

個人的に私が3つのパターンで興味深いのは、③です。
これは、価値のない商品はもちろん値がつきません。大きな枠で考えると
リアルの店舗でも一緒です。evianが1本1,000円だったら誰も買いません。
ところが、1本20円!というスーパーは集客目的のセールを行い、お客さんを集めます。
(例外的に放射能で水の買い占めがあった時のように、値段を上げても買う人が出てくることもあります。)
実のところ、値段はとても曖昧で、これがオークションのミソ。

個々のオークションではかなりの値段幅がでることがありますが
平均値では、ある一定の値段に大体収まります。
これを読むのが店長さんのの醍醐味なのでしょうね。


話変わって、Google AdWordsの入札モデルを考察すると
値段が最近高騰しているように感じるのですが、これも同様の現象が起きていて
今までは穴で儲かる!と言われていたキーワードの価格にいっせいに入札が入り
適正価格になているように思います。

特に利益率の高いサービスです。
金融系など。
Googleの担当者と話していたのですが、法律系も高騰するとのことです。

まぁ、皆で競争して、ある平衡状態を生み出せばそれで落ち着くのであれば
先は見えていて良いですが、ちょっとネット広告のROIもそれなりになるのがコワイところです。

そうなると・・・品質スコアをmaxにしてやろうじゃないですか!

業界の成熟は起こさないよう技術革新を辞めて利益追求に走らないでくださいね、
Googleさんとかfacebookさん

ROI=Return On Investment
Rieki Okane Iretabun なんか繋がるアールオー愛

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