2011年5月7日土曜日

クラスター分析思考

物事を考える上でカタマリで考えることはとても重要です。
断片的なものを、散らかったものを、似たもので整理する。

これはマーケティングでも応用できます。
すぐに使える例としてキーワードマーケティングでは、

特定地域、例えば東京都府中、多摩地区の法律事務所を経営している弁護士さんだと
どのようなクラスターに分けて情報を整理していけばよいのでしょう?

法律相談と弁護士を核にして

・1「法律相談 地域」「弁護士 地域」
・2「法律相談 特性」「弁護士 特性」
の2種類に大きくわけることができます。

・1の地域は
周辺地域つまり 府中 稲城 多摩 国立 八王子 立川 など
・2の特性は
夜間営業 土日相談可能 24時間予約受付 債務整理無料相談 など

それをキーワードに落しこんでいけば自然と特定地域でニーズのあるマーケティングができます。
弁護士 府中」「弁護士 土日相談」などが好例となるでしょう。


また、仕事を生み出す上で今から攻め込む業種のクラスター戦略もかなり有効だと思います。
例として、私自身も考えていかなければならないインターネット業界を分析しましょう。

インターネットサービスでも
1EC
2マーケ
3システム
と大きな枠で考えて

1は在庫を積めるものと在庫を積まなくてよいもの(いわゆる無形サービスや情報サービスでしょうか)
在庫を積むとリスクが増大して、扱う商材で勝敗が分かれることが多い
在庫を積まないと独自のノウハウと独特のブランディングが出来ていないと長期的に売れない
要約して、【センス】が重要
2はいわゆる、マーケ用の周辺ツールと分析力があれば、顧客に対して適切にアドバイスして
結果を出していければ長期的にビジネスとして成り立つが、顧客の開拓が至難の業
要約して、【営業努力】が重要
3はプログラミングなど、自分でシステムを自由自在に操れる人なら何でも作れちゃう
要約して、【生まれ持った才能】が重要

そう考えると、まずは展開すべきものが見えてきます。
お金があれば、自分のセンスを信じてEC
努力が出来ればマーケ
才能があればシステム

クラスターに分けて分析すれば、様々な領域で応用できるので
都度迷った時は因数分解することが大切ですね。

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