ビジネスというものの本質をとらえるのは至難の業、というより
考えるものは十人十色だと思いますが、サービス価値とお金のことを考えると
金融に行きつくような気がします。
そもそもお金の流れだけを見ると”一般的に付加価値の高いもの”が高い利益率を生み出し
マネーが集まる仕組みで、バブル期の過去の日本もそうだったように
世界から見た付加価値が高い国になっていたので、マネーが流入して一見金持ちという現象が生じた。
しかし、情報やモノやサービスは陳腐化するのが一般的で
付加価値の模倣を他社(他者)がすることで利益を上げることが出来なくなってきた。
ECの例をとると、インターネット(情報)を介して、モノ(サービス)を挟んでマネーが動く。
その間にマージンが発生してうまくマネーが分配される。
それが、モノ=マネーになったビジネスモデルが金融だ。
銀行のATMに時間外手数料を取られるのは、銀行に寄付しているように感じることがあるが
何もしないで利益を生み出す仕組みができている。だから儲かる。
一時の消費者金融、武富士も円ショップとかいう看板を点けた無人店舗があったが
あれこそ徴収の仕組みの最たるもの。そこに暴利があったからこそ破綻したわけだが
やはりマネーが足りない人や企業にとっては付加価値がある必要なサービス。
今はインターネットがあるからそこで商品を流すことができるので、そこれこ金融というものが
理解しやすくなったと思う。
以前、楽天の店舗さんで「うちはモノを売ってるんやない、金融屋や!」と言ってる社長がいた。
正にコワモテの893さんのような方だったが、1商品売れて利益が500円。つまりメシ1食分。
1日に100商品売れるから50,000円の利益やねん。というわけや。
後は売れる確率を上げて利益を増やしていくだけや。
インターネットサービスも同じように、利益が出るrangeであれば広告を媒介して
拡販していくことができる。要はこれが永続的に続くようなブランディングが最終的に
必要になるんや。粗暴なサービスや対応は破滅を招くから丁寧に顧客の信用を増すのがブランド作りには欠かさへんねん。
あれ、関西弁になってもうてる・・・。
ということで、数字を追いかけてデータ化したマーケティングをして適正な利益を出す
ビジネスを展開することを心がけるのがベストとなります。
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