2011年2月21日月曜日

social mediaの役割

最近のトレンド、socialメディア。

今年のアカデミー賞映画で、マーク・ザッカーバーグ氏が取り上げられた
邦題「ソーシャル・ネットワーク」。(そのままやん・・・。)

そもそも、このネット特有のメディアというものは情報の個人レベルでの共有化が可能になったことの表れです。

今回の記事はsocialメディアの解説ではなく、”役割”。
今こうして書かれている記事も、一個人が書いているわけで
昔のように~~通信や、~新聞が情報を一手に集めていたものが崩壊の危機を向かえています。

先日のエジプトの独裁政権からの反乱も、social network facebookをフックにして起こったとのこと。
旧来ならば、独裁政権が情報を制御していた国レベルでも、個人が大きな流れを生み出すことができる表れだったのではないでしょうか?

北朝鮮にしても、ネット人口が増えて、ネットインフラが整備されれば、きっと政権転覆を狙う
市民はでてくるはず。

日本の動きでも、twitterやblogの登場で個人が総理大臣の批評などをすることで
いくらでも国のトップの印象がかわることになっているように思います。
以前は新聞やテレビでしか国会の話や総理大臣の情報など入手できなかったのですから。

といった形で、個人の意見が大きく権力を持つ時代の到来です。
これまではスキャンダルを気にするのは芸能人か政治家くらいでしたが
これからは一市民でも他人からの評価をネット上にさらされる時代です。
本物、人物そのものの真価が問われます。

さて、socialの今後の役割は明白で、つくられた情報操作ではなく
本物の情報がいかに大切か!を目の前に突きつけてくれる役割を期待します。

戦時中の日本のように、敗戦しているのに新聞では勝っているかのようなデマは
取捨選択出来るようになったのですから・・・

2011年2月3日木曜日

大阪人の活躍

最近、テレビでよく見るのは吉本芸人の番組です。
昔は、といっても4,5年前は大阪でしか見なかったケンコバや千原兄弟が異様に民放やNHKにも頻繁に出ています。

吉本クリエイティブエージェンシーがとてつもなく力をつけているというのが
実際的な部分だと思うが、そこまで力をつけて影響力を全国区で与えているのだ。

ここで、大阪人がマーケティングでどのように火を点けたかを反映する事例をひとつ。

商品のPR手法も、芸人と絡めて爆発的な大成功を収めた「スカルプD」はいわゆる薄毛の芸人が
スカルプDを使って見事に髪を復活させるというストーリーを作って、これに悩むユーザを
ネットやテレビを通じて囲い込む。

ついに楽天の全商品の中でトップをとるくらいに、売上とトレンドを作ったのは見事。

トレンディ俳優(言い方古い!)が薄毛に悩むというのは情けない姿だが
芸人はそこをネタに出来る分、一般的な視聴参加者に近い。

大阪発祥のプロダクトもたくさんあり、これは大阪という土地が商人の町という観点で
他の地域よりもユニークかつ浸透しやすいものを作っているということが証明されるのではないか?

今はインターネットの力で大阪と東京の距離、さらには世界の距離が縮まったので
いかにマーケティングできるか?プロダクトを生み出しそれを表現できるかがトレンドを生み出すカギを握ると考えられる。

その点では大阪人はとても優位に立っていると思う。

また、ミヤネ屋でおなじみの宮根さんは、お昼の情報番組を全国規模でやっているので
影響力は大きいでしょう。お昼の番組は視聴率が取りにくいはずなのですが番組が終了することもなく東京にまでミスターサンデーで進出しているのは大阪の人間の影響力が伸びでいている証だろうと考えます。

また政治家や著名人とのコネクションがある、たかじん。
この人抜きには大阪は語れません。

大阪都構想があるようですが、東京のようにるつぼ状態ではないので
団結力と活気を発揮していくと面白いと思います。今の時代だからこそ、発想力の豊富な大阪人が
力を発揮していくときだと思います。あ、オレも大阪人だった!