2011年1月17日月曜日

変化への対応

日本は言葉の壁・携帯電話の文化などガラパゴス化していて、独自の文化を形成していると言われて久しい。
しかし、そのために欧米からの侵略的なビジネスの領域の障壁を作ってきて、自国の畑を荒らされることはなかった。
しかし、一時的によいと思われる攻撃回避は、長期的なビジネス領域のことを考えるとデメリットの方が大きいのではないのか?

というのも、ビジネスには潮流やトレンドがあり、最近はトレンドが移行しやすい。
特に途上国は、まず生活必需品の拡充を目指せばよいので、
食品→衣料品→家電→車→家。という形で万国共通の(いわゆる言語を必要としないものの)供給をしていくだけで売れていくが、それが一通り周ってしまった
成熟社会を迎えた国家は、文化と付加価値を売っていかなくては立ち行かなくなる。
そうなると言語の壁はかなり厄介で、そのために家電でもシステムでも日本は置いていかれているように感じる。

もともと、石炭を採掘していた鉱山は、エネルギー変遷で石油に変わられて閉鎖する運命をたどり
石油を売っていたガソリンスタンドは、クリーンエネルギー(電気)に押されて廃業する運命にある。
自動車メーカーもクリーンエネルギーに変化を迫られている。

サービス業も同じようなサイクルを作るので、特にサービス業こそトレンドの動きが早いために
時代や文化に順応した動きをしていかないとこの先経済が大きく動くことはないだろう。

マーケットをつくることがこれからの日本人にとって必要だと思います。
既存の業界はこうだから、などという考えや風習では通用しないでしょう。
新いものを取り入れ、変化できる人。柔軟な思考。ただただ無駄に消費を煽るのではなく
付加価値を提供できるものこそ今後のマーケットをつくる原動力になると思います。

カメレオンのように色を変化させ、ゴキブリのような素早さをもつ。
ぱっと見ると気持ち悪いように見えるかもしれませんがこれこそが生き残る道。
日本も戦後復興を遂げた時期はカッコもぼろぼろ、とにかく世界の変化に追いつくことを目標においていたはず!
日本人はカッコつけすぎになったので停滞の方向に向かったのだと思います。

変化する業界があるからこそ、その業界を開いていければ面白いかもしれませんね。
インターネットの力はマーケットを拡大できるツールだと思います。
ka system的に見ると、ライフサイクルエンジニアリングやマーケティング理論になる部分です。

変化の早いこの時代、気づけば日本はもうthe die、なんてことにならないようにしていかないと。

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