最適化という言葉の話ではなく、モノゴトの方法論として
経営を最適化する、Webサイトを最適化する、広告を最適化する。
もっと別の視点では、人生を最適化することについて考えたいと思います。
①経営を最適化することについては
短期的に利益を出そうとすると、やはり何かの犠牲を払うことが余儀なくされる。
つまりは、「戦略的」パートで短期的な繁栄はシェアを奪うことや
利益を適正ではない範囲で設定して一時は儲けることが可能だろう。
とくに、”マトモ”ではない会社が”マトモ”ではない仕事をすることを指す。
これは短期的な視点での最適化と言えるかもしれない。
この根底にあるのは、手元の現金を何とかしたいという
正に目の前だけを見て仕事をする経営だ。
これをしている事業者は姑息なジレンマに陥る可能性が高い。
なぜならば、”マトモ”な稼ぎ方ができないからだ。
それであればどうやってブレイクスルーを図り、長期的な利益を出すことが可能になるか?
やはり、トップのビジョンの打ち立てと継続だろうと思う。
常に”マトモ”な思考で真っ当な事業を、適正規模で大きくするしかない。
そこで出てくるのが次
②マーケティングでの最適化だ。
webサイトを持っている企業様は多いが、B2Cのビジネスにおいては
不特定多数の人を相手にサービスや商品を売るわけなので、
もちろんwebを使って営業をするのが効果的である。
マーケでも部分最適と全体最適に分割できて、
一時のトレンドを追いかけて、そのサービスだけを軸にトラフィックを獲得する、というのと
長期的にコアサービスを顧客に浸透させてブランドを醸成する。
という2つに分かれるだろう。
盛り上がっている、儲かる業務ばかりを追っかけていては
周期で変わってしまい、その都度収益が不安定になることが多い。
例えば法律事務所でいうとキーワード「過払い 大阪」などはリスティング広告で高騰している。
しかし、これは一過性のトレンドで、あと2年くらいで凋んでしまう。
そのあとのことを考えて、コアサービスである法律相談に注力して
「個人再生 大阪」であったり、弁護士にしかできない刑事事件などを認知させる必要がある。
その為に、webでもバナー広告を継続的に出稿してブランド浸透に努め
人材も強化する。という手順で全体最適を図っていくのがベストかと思われる。
今現在実践中なので、しっかりと実証していきたい。
最後
③人生の最適化については
経験上ですがやはり、短期的な関係や一時の欲や積み上げのないことをすることが部分最適かもしれないと思う。
楽に”いい思い”ができるなら、それはそちらを選ぶだろう。しかしそれは長く続かない。
ほころびが生じて、自身に跳ね返ってくる。
しかし、長期的に”いい思い”をしたいのであれば我慢して積み上げ、思いやりを持って長期的な人間関係を築くことが全体最適に当たると考える。
総括して、生もの(人生や人間関係など)に対する部分最適は行わない方がよく、
概念や生産ラインや経営というモノにおいては、全体最適を行いながら
部分最適を適宜取り入れることが大切だと思う。
しかし最適化という言葉を大学時代からずっと研究している気がする・・・。
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