2010年12月15日水曜日

栄枯盛衰

先日、宇野康秀氏の退陣が決まったUSENのお話。

記事はITmediaをご参照あれ。
USENの宇野社長が退任。取締役も退任し、今後は「グループ会長」に。2010年10月29日 20時09分 更新
大学時代に、ベンチャー企業の創出の講義で登壇されていたいわゆるカリスマ社長と言われていた宇野氏が率いたUSENだが、Gyaoの赤字、Gyagaの不振、傘下のインテリジェンスの業績低迷などにより
時代の波に飲み込まれて経営破たん寸前にまで追い込まれています。
勢いのあるころは、テレビCMや交通広告などでブランドイメージを拡大していて
就職でも説明会に行ったのですが、とても人気でさらに美女軍団が受付にいて
華やかで将来性がありそうだな~、と感じたものです。
 
ちょっとこじつけるが経営システム的な観点から見ると、
これは企業の栄枯盛衰を代表する事案であり、消費者金融の衰退にも通じるものを感じる。
主力動画配信事業ではマーケットを奪われ、人材事業ではマーケットが縮小するという事態。
消費者金融では、銀行にマーケットを奪われ、総量規制によりマーケットが縮小する流れと全く同じだ。
 
そういえば、先日カラオケ行ったとき、UGAを選択したのですが
いつもの微妙なエコーがなくて、物足りない古いカラオケをしているように思えました。
ここでもコスト削減をしていると思わざるを得ない状況でした。
 
結局”有線”放送の事業に逆戻りして、ぎゃお!という立場になってしまったのは
”USEN”だけに”優先”順位を誤り、”You”tubeに先を行かれたという経営判断や手法により
衰退してしまった感があります。
 

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