2010年12月21日火曜日

日本人にはもう売るな!2

先日書いた記事の続きで、
具体的な海外の顧客を摑む事例について

JR九州の韓国人向けの情報サイト
http://www.jrkyushu.co.jp/korean/

これなんかはお隣の国からの顧客を連れてくるという最大の需要を満たしている好例ではないでしょうか?
鉄道インフラを活かした戦略です。

アメリカの会社が日本の文化アニメマーケットを開こうとしています。
http://www.tokyopop.com/
日本独特の文化は輸出しても、現地の人が興味を持って楽しめると
すると付加価値の提供でマーケットは開拓されます。
日本企業がこちらで大々的に展開してもいいと思うのですが。

海外に対応した日本ファッションのECサイト
http://www.maruione.jp/
これからこの手のサイトは増えていくことが予測されますが
独自の文化、ゴスロリとかギャルのようなファッションは輸出されると面白いと思います。

この本で取り上げられた事例にはまだたくさんありますが、
総じて言えることは、商売であるからには利益つまり稼ぎが出ることがまず根幹にあります。
しかし文化の伝達によって、サービスや商品がエンドユーザや検索者にとって有益であるか?
がこれからも続いていく商売のキーだと思います。

先に書いた記事のUSENのGyaoでも、Youtubeに押されて風前の灯火になったのは
結局利益を確保することをUSENだけに優先したことが、Youtubeのyouザー、いやユーザーにとって
価値のないものに思えたことが一番の敗因だと分析される。
お金と付加価値のバランスは、時と共に変化をつける。
この時代、物やサービスはすぐに陳腐化するので、時代に即応した戦略と勇気ある行動が経営には大切だと思われる総括でした。

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