2010年12月14日火曜日

フラッシュマーケティング

今更ながら、グル―ポンなどに代表される共同購入型クーポンのことを考えてみようと思います。

ECサイトにおける共同購入とは違う部分は、在庫を持たないため、
在庫の需要予測をする必要がないとは言えませんが、とにかく情報操作をする、
つまりtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアで火を点けることで一気にチケットを完売させる。
売れなければ売買を成立させないことで小ロットの売買を成り立たせない。

ECサイトの共同購入のマーケティングは楽天時に経験したが、本当に在庫の調整と値段設定が難しい。大体売りたい希望の3倍位の在庫を提案していたが、欲を出すと売れ残る。
安くしすぎると利益が飛ぶ。両者のバランスが重要ですが、一番大切なのは集客。
つまり、お客さんが見ていない、さらに言うと最初に人が買わないと全くこのマーケティング手法は
意味をなさないものとなります。
上記の要点部分ではクーポンも同様のことが言えます。

最近特化型のクーポンをよく見ます。
地域特化、業界特化、商品特化?(←これに関しては淘汰されるでしょうが)
特化していることのメリットを考えた場合は、
事業者の持つ顧客との折衝、交渉で、よい条件の契約を得ることで
商品の価値を上げてお客さんに提供することを可能とするので、それなりのメリットがあるでしょう。
しかし、やはり大資本を持つ現段階ではグル―ポン、ポンパレなどが優位であり
この先はもっと優位に立つことが予想されます。
社会的に大資本では入り込めない市場はたくさんあるので、そこを攻めていく事業者も出ているので
今後の展開が気になります。(ex.キャバクラの共同購入クーポンとか)

まだこの形のクーポン、僕は利用したことがないから今度の機会に利用してみないと・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿